講師
和田 賢宗 先生 (東京大学大学院・日本学術振興会特別研究員DC)
開講日
第2土曜日 17:30~19:00 全5回
①11/8 ②12/13 ③1/10 ④2/14 ⑤3/14
講座開始日
2025年11月8日(土)
申込締切日
2025年10月24日(金)
講義形式
オンライン
参加費
1,000円(全5回分)
テキスト
参考資料:ツォンカパ・ロサンタクパ『道次第大論』
講義のねらい
チベット語文化圏での伝統的な仏教理解に触れながら、基本的な教義について学習することをねらいとします。本講座は、チベットの言葉や文化に触れたことのない方、仏教に関心はあるが学んだことのない方など、初学者を対象とします。
講義内容
「道次第」(ラムリム)は、凡夫が仏陀へと至る道を描いた仏教文献ジャンルとして、チベット語文化圏では大変親しまれてきました。「すべての教説が矛盾のないものとして理解される」点が「道次第」の最大の特徴のひとつにあげられます。本講座では、ツォンカパ・ロサンタクパ『道次第大論』をもとに、仏教の基本的な教義を解説しつつ、それらが仏陀へと至る過程のなかでどのように位置付けられているかについて随時確認します。
第1回 イントロダクション(道次第の概説)・四聖諦
第2回 菩提心
第3回 六波羅蜜①
第4回 六波羅蜜②
第5回 四摂事
本講座は講師の解説により進めます。随時、質疑応答の時間を設けます。
備考
本講座は通年講座の後期分となりますが、新規のご参加も歓迎いたします。
テキストと資料は各回当日に配布します。