サンスクリット中級
F-2 サンスクリット中級
講師
友成 有紀 先生(東京大学特任研究員)
開講日
第1、第3、第5土曜日 10:30〜12:00 全15回
①5/17 ②5/31 ③6/7 ④6/21 ⑤7/5 ⑥7/19 ⑦9/6 ⑧9/20
⑨10/4 ⑩10/18 ⑪11/1 ⑫11/15 ⑬12/6 ⑭12/20 ⑮1/17
講座開始日
2025年5月17日(土)
申込締切日
2025年5月2日(金)
講義形式
オンライン
テキスト
プリントで配布
参加費
20,000円(全15回分)
講義内容
中級編ではサンスクリット初級修了(相当)の方を対象に、テキストの講読を通じた文法事項の復習、デーヴァナーガリー文字の読み書きの習得、発音練習、各種媒体(主としてインターネット上のもの)を通じた梵英辞典の利用方法を学習します。文字や辞書の引き方をじっくり習得することでサンスクリット学習の基礎を固めることができます。文字や音韻に関する知識はヒンディー語、マラーティー語、ネパール語といった現代語の学習・理解にも役立つことでしょう。
講義では、毎回最初にエクササイズとして文法・韻律・発音などに関連した練習を行います。その後、標準的な選文集である Charles Rockwell Lanman, A Sanskrit Readerを教材としてテキスト読解・文法説明を行います。文法説明では一般的な文法書の内容だけでなく、伝統文法も踏まえた解釈方法も適宜ごく簡単に紹介し、将来的により深くテキストを読みこなせるようになる力を涵養します。
本講座は輪読形式をとりませんので、基本的には講師が読み進め解説しつつ、適宜質疑応答を行います。そのため予習は必要としませんが、復習には力を入れてください。毎授業後、アンケート(任意回答)を実施し質問等を受け付け、次回授業時にフィードバックを行います。
教科書は指定しませんが、文法書をお持ちでない方の参照用にJ. Gonda著(鎧淳訳)『サンスクリット初等文法』(春秋社、1989)や、吹田隆道編著『実習サンスクリット文法―荻原雲来『実習梵語学』新訂版―』(春秋社、2015)を挙げます。ご希望の方は各自ご用意下さい。
[各回予定内容]
第1回:イントロダクション(講座の進め方、学習方法、教材・辞書の利用方法)第2回〜第15回:エクササイズ・テキスト講読※
※昨年度は『ラーマーヤナ(Rāmāyaṇa)』を読んでおりました。今年度もその続きから読み続ける予定です。
備考
テキストは初回に配布します。その他は適宜各回当日に配布します。