講師
木村 清孝 先生(東京大学名誉教授、曹洞宗龍宝寺東堂)
開講日
隔月 第2水曜日 全5回 14:00~15:30
①5/14 ②7/9 ③9/10 ④11/12 ⑤1/14
講座開始日
2025年5月14日(水)
申込締切日
2025年4月30日(水)
講義形式
ハイブリッド(対面/オンライン)
参加費
会員3,000円 非会員10,000円(全5回分)
テキスト
参考書:
(A)木村清孝(著)『華厳経入門』(角川ソフィア文庫)
(B)同著『中国華厳思想史』(平楽寺書店)
(C)同著『教養としての仏教思想史』(ちくま書房)
講座のねらい
目標は、重要な大乗経典の一つである『華厳経』と、この経を拠り所として雄大かつ華麗な宗教哲学を形成した華厳宗の祖師たち及びその他の華厳研究者たちの思想について、正しく理解してもらうことです。本年度は、漢訳された華厳経類を基本として、東アジアにおいてどのように華厳経類が流布し、受容され、それらが東アジア世界の仏教と文化の形成に関わってきたかについて、お話しします。
講義内容
第1回(5/14) 華厳経類の漢訳とそれらの特徴
第2回(7/9) 中国における華厳思想の受容と位置づけ
第3回(9/10) 中国における華厳教学の形成と変容
第4回(11/12) 東アジアにおける華厳思想の展開
第5回(1/14) 華厳思想の現在と未来
予習は必ずしも必要ありませんが、上記の「参考書」を予め読んでおけば理解が進むでしょう。また、受講の際に同書を持参されれば有益だと思います。
備考
本講座は会員外の方もご参加いただけます。また1回2,000円で希望回のみご受講いただくことも可能です。詳しくは事務局までお問い合わせください。
テキストと資料は各回当日に配布します。