講師:ダヴァン ディディエ先生(国文学研究資料館教授)
講座題目:『無門関』が語る日本禅
開催時間:7/18(土)15:00-17:00
講師紹介
国文学研究資料館教授。フランス国立東洋言語文化学院(INALCO)にて修士号、高等研究実習院(EPHE)にて博士号を取得。博士論文で扱った一休宗純の思想研究を出発点として、南北朝期から江戸初期にかけての日本臨済宗の変容を検討している。近年は、とりわけ五山制度に属さない林下禅林における禅籍の受容と、それが禅の思想・実践に及ぼした影響に関心を寄せている。著書に『『無門関』の出世双六』(平凡社)がある。
講座の内容の概要
『無門関』は禅宗において広く知られたテキストであるが、その名声は自明ではない。中国において成立した禅籍でありながら、禅の聖典としての地位を確立したのは日本においてであった。なぜ日本において本国では顧みられなかった禅籍が広く受容されるに至ったのかを探ることによって、『無門関』がたどった歴史のみならず、日本禅の歴史的展開、思想的特質、さらには世界に向けて発信されたイメージの諸相までもが見えてくる。
お申込みはこちらからお願いいたします。