第326回公開講座
講師:大谷 由香 先生(京都大学白眉センター特定准教授)
演題:中世日本の戒律復興―その教えと実際―
日時:2025年7月12日(土)13:00–15:00
形式:ハイブリッド形式(Zoomウェビナーと対面の併用)
講師紹介
1978年香川県生まれ。龍谷大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。龍谷大学文学部仏教学科特任准教授などを経て現職。専門は仏教学、特に東アジアの仏教戒律思想交流と展開について。著書に『中世後期泉涌寺の研究』(法藏館、2017)、編著として『性なる仏教』(勉誠社、2025)などがある。2022年8月より京都新聞「現代のことば」を連載中。
講座の概要
仏教徒になるためには、その立場に応じた規律を受け入れる必要があり、この規律受け入れの儀礼を「受戒」と言います。鎌倉時代には「私たちは釈尊から連綿と伝わる受戒の伝統を引き継ぐことができていないのではないか」という危機感から、仏教戒律の復興ムーブメントが起こりました。彼らは何を目指し、どのように復興を成し遂げたのでしょうか。受戒をめぐる日本独特の問題に焦点を当てて解説します。
お申し込みフォーム
https://forms.gle/5zH5LDzXYjPsNN177
以上のフォームよりお申し込みください。
※対面受講の方はお電話でも受け付け致します。
東京大学仏教青年会 学術部
gakujutsubu-at-todaibussei.or.jp(-at-を@に置きかえて下さい)