(ハイブリッド開催・聴講無料)
講師:堀 伸一郎 先生(国際仏教学大学院大学国際仏教学研究所副所長・専任研究員)
題目: 15世紀東インドにおける仏教徒の活動―サンスクリット写本識語に基づいて―
講師紹介:国際仏教学大学院大学国際仏教学研究所副所長・専任研究員。東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻インド文学・インド哲学・仏教学専門分野博士課程満期(単位取得)退学。東京大学・京都大学・東京農業大学元非常勤講師。専門はサンスクリット文献学。主な日本語論文に、「華厳経原典への歴史―サンスクリット写本断片研究の意義」『智慧/世界/ことば―大乗仏典Ⅰ』(シリーズ大乗仏教 第4巻)東京:春秋社, 2013, pp.183-211など。
講座内容:通説では、インド仏教は13世紀初頭に滅亡したことになっています。ところが、15世紀に東インド(現在のビハール州)で作成されたことが確認できる、仏教文献を含むサンスクリット写本が複数現存します。本講座では、それらの写本の識語に記録される年代・日付、地名、寄進者・所有者・筆写者の名前と肩書等に基づき、15世紀東インドにおける仏教徒の活動についてお話しします。
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