外国語講座

F-1  サンスクリット初級(前期)

講師

鈴木 知子 先生(東京大学大学院博士課程修了)

開講日

第1、第3、第5土曜日 10:30-12:00 全8回
①5/11 ②6/1 ③6/15 ④6/29 ⑤7/6 ⑥7/20 ⑦9/7 ⑧9/21

講座開始日

2024年5月11日(土)

申込締切日

2024年4月26日(金)

講義形式

対面形式(定員30名)およびZoomによるオンライン形式の併用

参加費

10,000円(全8回分

テキスト

J. ゴンダ(著)、鎧淳(訳)『サンスクリット語初等文法』(春秋社、新訂1989年)

講義内容

サンスクリット語を初めて学習する方を対象に、基本的な文法の解説を行います。前期では、文字、音論、名詞・形容詞などの格変化を学習します。


教科書の練習問題のほか、学習がある程度進んだ段階で、文学作品の中から簡潔な韻文を選んでご紹介したいと思います。予習の必要はありませんが、復習は学習を進めるうえで必須です。ただし、復習ができていなくとも受講していただいて構いません。


本講座においてサンスクリット語文献の原典に触れる楽しさを味わい、インド学の様々な分野への興味を培っていただければ幸いです。


備考

F-2  サンスクリット中級

講師

友成 有紀 先生(東京大学特任研究員)

開講日

第2、4土曜日 13:00-14:30 全15回
①5/11 ②5/25 ③6/8 ④6/22 ⑤7/13 ⑥9/14 ⑦9/28 ⑧10/12 ⑨10/26 ⑩11/9 ⑪12/14 ⑫1/11 ⑬1/25 ⑭2/8 ⑮2/22

講座開始日

2024年5月11日(土)

申込締切日

2024年4月26日(金)

講義形式

Zoomによるオンライン形式

テキスト

Charles Rockwell Lanman, A Sanskrit Reader

参加費

20,000円全15回分

講義内容

中級編ではサンスクリット初級修了(相当)の方を対象に、テキストの講読を通じた文法事項の復習、デーヴァナーガリー文字の読み書きの習得、発音練習、各種媒体(主としてインターネット上のもの)を通じた梵英辞典の利用方法を学習します。文字や辞書の引き方をじっくり習得することでサンスクリット学習の基礎を固めることができます。文字や音韻に関する知識はヒンディー語、マラーティー語、ネパール語といった現代語の学習・理解にも役立つことでしょう。

講義では、毎回最初にエクササイズとして文法・韻律・発音などに関連した練習を行います。その後、標準的な選文集である Charles Rockwell Lanman, A Sanskrit Readerを教材としてテキスト読解・文法説明を行います。文法説明では一般的な文法書の内容だけでなく、伝統文法も踏まえた解釈方法も適宜ごく簡単に紹介し、将来的により深くテキストを読みこなせるようになる力を涵養します。

本講座は輪読形式をとりませんので、基本的には講師が読み進め解説しつつ、適宜質疑応答を行います。そのため予習は必要としませんが、復習には力を入れてください。毎授業後、アンケート(任意回答)を実施し質問等を受け付け、次回授業時にフィードバックを行います。

教科書は指定しませんが、文法書をお持ちでない方の参照用にJ.Gonda著(鎧淳訳)『サンスクリット初等文法』(春秋社、1989)や、吹田隆道編著『実習サンスクリット文法―荻原雲来『実習梵語学』新訂版―』(春秋社、2015)を挙げます。ご希望の方は各自ご用意下さい。

各回予定内容

※昨年度は『カター・サリット・サーガラ(Kathāsaritsāgara)』を読んでおりました。今年度は初回にアンケートをとってテキストを決める予定です。

備考

F-3  サンスクリット上級

講師

土田 龍太郎 先生(東京大学名誉教授)

開講日

第1、第3土曜日 13:00-14:30 全15回
①6/1 ②6/15 ③7/6 ④7/20 ⑤9/7 ⑥9/21 ⑦10/5 ⑧10/19 ⑨11/2 ⑩11/16 ⑪12/7 ⑫12/21 ⑬1/18 ⑭2/1 ⑮2/15

講座開始日

2024年6月1日(土)

申込締切日

2024年5月17日(金)

講座形式

対面形式(定員8名)およびZoomによるオンライン形式の併用

参加費

20,000円全15回分

講座風景©東京大学仏教青年会

講義内容

上級では、やや高度なサンスクリット文献をゆっくり読みながら、サンスクリット文法や印度文化史を学ぶことになります。

参加者の希望や関心にできるだけ配慮してテキストを決めたいと思います。令和五年度には、カーリダーサの「ラグヴァンシャ」、「ヴィマラキールティニルデーシャスートラ」(『維摩経』)など、それぞれの一部を読みました。いろいろな異なるテキストを読むようにしたいと考えます。予習は必ずしも須められません。

備考

F-4 韓国語初級(前期)

※今年度は開講しないこととなりました

講師

宋 東奎 先生(東京大学大学院)

開講日

第2、第4火曜日 18:00-19:30 全8回
①5/14 ②5/28 ③6/11 ④6/25 ⑤7/9 ⑥7/23 ⑦9/10 ⑧9/24

講座開始日

5月14日(火)

申込締切日

4月30日(火)

講義形式

対面形式(定員30名)

参加費

8,000円(全8回分)

テキスト

授業教材:木内明(著)『7日でできる!韓国語ゆる文法 音声DL版』(高橋書店、2023年、1320円)

参考教材:中島仁(著)『NHK出版 これならわかる 韓国語文法 入門から上級まで』(NHK出版、2021年、4180円)

講義のねらい

ネイティブスピーカーを講師とし、韓国語の基礎を学習することをねらいとします。語学の学習に留まらず、折に触れ韓国の文化や仏教に関するお話などもしていただきます。

講義内容

ハングルの読み方・書き方・発音、基本的な単語や会話表現の習得を目指します。基本的な韓国語の枠組みを正確に知り、将来的に自分で韓国語能力を伸ばすことができる土台を作ることを目指します。韓国の食べ物、地理、観光地など韓国文化についても紹介します。

予習・復習は特に求めませんが、しておけば学習がよりスムーズに進むでしょう。

備考

F-5 韓国語中級(前期)

講師

朴 賢珍 先生(武蔵野大学非常勤嘱託職員)

開講日

第2、第4水曜日 18:00-19:30 全8回
①5/8 ②5/22 ③6/12 ④6/26 ⑤7/10 ⑥7/24 ⑦9/11 ⑧9/25

講座開始日

5月8日(水)

申込締切日

4月24日(水)

講義形式

対面形式(定員30名)

参加費

8,000円(全8回分)

テキスト

『実用韓国語文法(中級)』(Darakwon)

講義のねらい

ネイティブスピーカーによる指導により、韓国語の中級文法・会話表現を習得することをねらいとします。語学の学習に留まらず、折に触れ、韓国の文化や仏教に関するお話などもしていただきます。

講義内容

本講座は韓国語の基本的な単語や会話表現を習得し、簡単な文章を作ることのできる程度の方を対象としています。前期は文法・語彙、会話表現の基本的な表現をしっかりと身につけ、さらに多様な語彙と表現を学びながら、それらを実際に使えるように練習して一歩進んだコミュニケーション・スキルの習得を目指します。予習は必要ですが、していなくても受講は可能です。

備考

F-6 チベット語初級

講師

小谷 昂久 先生(東京大学特任研究員)

開講日

第2、第4土曜日 10:45-12:15 全7回
①5/25 ②6/8 ③6/22 ④7/13 ⑤9/14 ⑥9/28 ⑦10/12

講座開始日

5月25日(土)

申込締切日

5月11日(土)

講義形式

対面形式(定員30名)およびZoomによるオンライン形式の併用

参加費

5,000円(全7回分)

テキスト

参考資料:ケルサン・タウワ、津曲真一(訳・著)『チベット語の般若心経―対訳と解説』(カワチェン、2015年)

講義のねらい

チベット文化やチベット語に全く触れたことのない方を主な対象とし、留学経験のある若手講師が、初歩からわかりやすくチベット語について講義します。文法の解説だけではなく、チベットの文化や寺院での生活などについても折に触れてお話ししていただき、独自の仏教文化を持つチベットやチベット語について幅広い知識を得ることを目的とします。

講義内容

チベット語の未修者、初学者を主な対象に、文字・発音および基本的な文法の解説を行います。

最初にチベット文字の書き方と発音を練習した後、チベット語による『般若心経』を少しずつ読み進めながら、基本的な文法を解説します。

本講座は輪読形式をとりませんので、基本的には講師が読み進め解説しつつ、適宜質疑応答を行います。そのため予習は特に必要としません。

備考